The Real Pocket Note PC : Cosmo Communicatorの作業効率を向上させるアクセサリー

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どうも。
私は、IndiegogoにてPlanet Computers社のCosmo Communicator支援に参加した、涙の2ndロット組の一人です。

一連の貴重な体験については、後日に冷静な言葉で振り返りたいのですが、今回はReal Pocket Note PCともいうべき、このガジェットの魅力を引き上げるアクセサリーについて紹介したいと思います。

Cosmo Communicatorユーザーだけでなく、自分と同じように小型クラムシェル型キーボードガジェットが大好きな人に、少しでも有益な情報を届けられたらよいなと考えています。

Cosmo Communicator

Cosmo Communicator with Mouse

今回のメインは、Cosmo Communicatorとマウスを一緒に持ち歩くためのアクセサリー紹介になります。

マウスを用いることで、Cosmo Communicatorや第一世代のGemini PDA の操作性は、飛躍的に向上することが知られています。

例えば、エクセルのようなスプレッドシートでのデータ取り扱いなど、画面上での細やかな操作が、動作効率的にも非常にスムーズになり、PCと比べても遜色なく実現できます。

Real Pocket Note PCであることを損なわずに、どれだけマウスを一体的に持ち歩けるか。

これが大きなモチベーションとなりました。

作業効率化を本物にする4つのアクセサリー(+α)たち

ただでさえ極小のマウスをさらに工夫

極小マウスとして有名なエレコムCapClipマウスをさらに工夫すると、半分の大きさでもマウスとして十分に利用できることがわかりました。

具体的には、家具の緩衝材として用いられるフェルト(今回はHangnuoフェルトシート(厚さ3mm))を2.4cm x 1cmに切り取り、下の写真のような位置に正確に貼り付けると、マウスのセンサーが正常に機能します。

また、エレコムCapClipマウスを半分の大きさで使用しても、もともとの優れている操作感を遜色なく再現できることがわかりました。マウスの移動範囲が、縦3cm、横4cm程度で画面範囲を網羅できるので、極小スペースで使用できるマウスともいえます。

このような極小軽量のマウスであれば、必ず一体的に持ち歩けると信じ、いろいろ試した結果、ここではストラップ付マウスケースと、イヤフォンジャック用ストラップホルダーの2つのアイテムを用意することで実現しました。

マウスケースとして

当たり前ですが、これだけ小さいマウス用ケースは在りませんので、何か別のアイテムでの代用を考えました。

調査の結果、Airpods用の皮製ケースなら、極小軽量のマウスのケースに利用可能であることがわかりました。ここでは、MAYCARI黒レザー皮ストラップ付きケース(現在売切れです)を採用しています。ストラップも使いやすく、マウスをゆったり格納できてとても満足しています。ただし、他にもいくつか選択肢があるかなと思います。

Airpods充電ケース(幅44.3 × 高さ21.3 × 奥行53.5 mm)に対して、極小マウスのサイズ(約38 × 23 × 50 mm)と、やや高さがオーバーしていますが、皮製のケースであれば十分許容範囲ですので、好みのケースを選べると考えています。

また、Airpods pro充電ケース(幅60.6 × 高さ21.7 × 奥行45.2 mm)用の皮製ケースであれば、かなり余裕をもって格納できるでしょう。試していませんが、この大きさでもよければ、エレコムCapClipマウス(収納時:幅41.0 × 高さ30.3 × 奥行52.0 mm)を加工なしで、そのまま格納できる可能性も十分ありそうです。

airpods皮ケース

ストラップホルダー

Cosmo Communicator本体とマウスケースを結び付ける必要がありますが、本体にはストラップホルダーが無いので、イヤフォンジャック用ストラップホルダーを利用することにしました。

2つの製品を試し、最終的には一部を組み合わせたかたちを採用しています。

手軽なプラスチック製のストラップピアス

最初に試したのが、安価で非常に手軽なwumioのプラスチック製ストラップピアスです。本トピックを試行するうえで、非常に役立ちました。

プラスチック製ストラップピアス

結果、ストラップを用いずにケースのリングと、ストラップピアスの付属金属リングを直接繋ぐ方法で「本体とマウスケースを接続する」という目的は叶いました。コストカジュアルに実現するには、これがベストかもしれません。

ただし、ピアスという製品名からも分かる通り、もともと総重量が300gを超えるガジェットをストラップで扱う用途ではないと考えています。もしストラップも使う場合は「テーブルから本体を起こす」程度に用途を限定する必要があると思いました。

ギミックの信頼度が高いアルミニウム製のストラップホルダー

次に試したのは、巧みなギミックを持つalumania STRAP TYPE HEADPHONE CAPストラップホルダーです。

alumania STRAP TYPE HEADPHONE CAPストラップホルダー

先の調査時に候補ではあったのですが、価格の価値判断ができずに、一旦、保留にした製品です。

図のように、イヤフォンジャックに挿入してセンターシャフトをネジのように回し、ナットがインサイドゴムを圧縮膨張させることにより、摩擦力が高まりイヤフォンジャックに固定される、という仕組みです。

実際に購入して、非常に信頼度の高いストラップホルダーと感じて、こちらを採用することにしました。

最終的には、プラスチック製ストラップピアスに付属していた金属製のリングだけ、alumania STRAP TYPE HEADPHONE CAPストラップホルダーに付け直して、ストラップの自由度を高めたかたちで運用しています。

留意点

既に述べていることですが、本ストラップホルダーの利用目的は、「Cosmo Communicator本体とマウスケースの接続」である、ということを念押ししたいと思います。

ストラップホルダーには、かなり信頼度の高い製品を選んでいますが、もちろん絶対的なものではありませんので、乱暴な取り回しは避けています。

 運用面では、たまにネジが緩むので折々締め直しています。また、インサイドゴムも劣化する消耗品なので、定期的に交換する予定です。

インサイドゴムを長持ちさせるため、イヤフォンジャックの利用頻度を著しく下げる選択をしています。つまりAirpods用ケースを別用途で使っているのに、結局ワイヤレスイヤフォンがいる?という、少々ムズムスする状況を受け入ることにしました。幸か不幸か所有しているワイヤレスイヤフォンはAirpodsではなかったので、それを言い訳にしたいと思います。

専用スキンシール

もしかしたら、気になっていた方もいるかもしれませんが、PDA工房の専用スキンシールを身に付けています。

PDA工房さんは、いろいろなガジェットに専用スキンシールを用意していますが、これを身に付けることで、所有満足度が飛躍的に向上(というより爆上がり)するので、強くお薦めしたいです。

Cosmo Communicatorしかり、特に小型のクラムシェル型ガジェットとの相性は反則的ではないでしょうか。古くなっても年月とともに愛着の増す木目調(マホガニー)を選択しています。

これにより意地でもCosmo Communicator本体を持ち歩きたくなって、携帯する頻度が非常に高くなりました。

これまでのマウス関連トピックとは直接関係しませんが、携帯頻度の向上は、作業効率以前の段階、そもそもの作業機会に対して正の相関が期待できますので、本トピックの主要なアイテムとして紹介させて頂きました。

PDA工房の専用スキンシール

+αのアクセサリ

持ち歩き時の安心感や、耐久性の観点で補強アイテムを2つ紹介したいと思います。

スクリーンシール

こちらも定番ですが、両面に表面硬度9HのPET製シールを付けました。デフォルトの保護シールもしっかり貼り付けられていて良かったのですが、高硬度フィルムの安心感と低反射の恩恵が得られました。

スクリーンシール

スペーサーシール

クラムシェルを閉じたときの保護スペーサーゴムが、早速ヘタりそうだったので、補強しました。

別の用途で購入した滑り止めシールを代用しています。なんと滑り止めの鋳型シールではなく、枠側シールの方がピッタリだったので切り取って使っています。

ただ、保護スペーサーゴムより確実に分厚くなっているにも関わらず、スクリーンにキーボード跡は付いていました。元々の状態よりはキーボードへの負荷が軽減されていることを、信じたいです。

まとめ

今回の紹介を通してCosmo Communicatorによる作業機会を増やしたり、作業効率化に少しでも貢献できたなら、うれしいです。

主にはCosmo Communicatorでしたが、第一世代のGemini PDA、同じ志のスマートフォンたち、UMPCやタブレットでも、一部役に立つかもしれません。もちろん、、第三世代のAstro Slide 5G Transformerや、Surface Duoにも、です^^;

外観については、ほぼ満足いくかたちで完成しているのですが、以下については機会があれば検討したいと思います。

  • 専用HDMIケーブル
  • SIM

特に現在はランニングコストを重視しており、SIMを用いずにiPhoneとの2台持ちでのテザリング利用を選択していますが、この点については、検討の余地を大いに残しています。

その他のトピックとして、今後は入手に至る貴重な体験や、自分なりのアウトプットのかたちを体現するソフトウェアについても記していきたいと考えています。

追補:Real Pocket Note PCとは、なんなのか?

いうまでもなくReal Pocket Note PCを実現すること、それ自体が技術的に偉業です。

これに類する数々のガジェットは、ライバルでもありますが、同時に本質的な目的を共有している同志たちともいえるのではないでしょうか。

本当は「ポケットサイズであることが正義なんだ!」と、ただ叫びたい

けれど、それだけでは響かない世の中です。

何を実現するためのものであるのか、最終的にはアウトプットのかたちについて問われることになるでしょう。

正直なところ、何故、こんなにも引き付けられるガジェットなのか、自分自身も答えを見つけたいと思っています。

楽しみながら、そして客観的な部分も忘れずに探していきたいと考えています。

アウトプット機会の創出について

アウトプットのかたちを追及する前に、アウトプットに至る過程を以下のような関係に分解してみました。

携帯頻度 ≧ 稼働頻度 ≧ 作業効率 ≧ アウトプット

アウトプットに至るまでの過程を分解し、それらの項目の母数を大きくすることで、アウトプットの機会自体を増やしていく、という戦略について考えてみたいと思います。

携帯頻度については、ポケットに収まる完璧な大きさです。通常のスマートフォンと比べると重い部類ですが、ノートPCと比較すると、絶対的な優位性をもつでしょう。尚、やや主観的な部分もありますがスキンシールを身に付けると、所有満足度が爆上がりするので携帯頻度が飛躍的に向上することを紹介しました。

稼働頻度については、今回、特に言及していません。性質的に着座での用途に偏っているかなと思っています。ただ、親指入力もできるので、立った状態での用途についても、キーボードを活かした使い勝手のノウハウ追求があれば、稼働頻度の向上に大きく寄与するものと推察しています。

作業効率については、今回の主題であり、マウスを一体的に持ち歩けることについて紹介しました。マウスを使えることで、根本的な操作性で、PCと遜色ないレベルになると考えています。PCの主要な入力デバイスがポケットに揃うことは、フルキーボードガジェットの強みを最大限に引き上げてくれることでしょう。

肝心なReal Pocket Note PCのアウトプットのかたちとは?

人によってさまざまあると思いますが、一つ共通にあるのは「自分の仕事や趣味などの重要な一部を、いつでもポケットの中から取り出して体現できる、という安心感と実行性の提供」が挙げられるのではないでしょうか。

今の時代、自分を表現する手段は、急速に多様化してきていることは認識しつつも、PCライクな機能で表現するべきことは無くならず、まだ多くあると思っています。

PCの主要な入力デバイスであるキーボードとマウスをストレス無く使えることは、個人の思考をまとめることだけでなく、データ、コンピュータOSと深く細やかにコミュニケーションするために、とても役に立つと考えています。

通常のPCに比べて機能制限がありながら、クラウドを賢く利用することで、多くの事が実現できるようになってきていると感じています。

Real Pocket Note PCは、ちゃっかりスマートフォンの機能も使いつつ、これらを極めてカジュアルに熟すための有効なツールといえるのではないでしょうか。

これらの仮説を踏まえつつ、偉大な先人の知恵も借りながら、自分でも追及していきたいと考えています。

Thank you very much for your attention ‼

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